格差は心を壊す
比較と言う呪縛
リチャード・ウィルキンソン&ケイトピケット著
こちらの本の、ざっとした読書メモです。
【格差社会】
なぜ格差は心を壊すのか?
格差は不安を生む。
低所得層はストレス、うつが多い。
格差社会では、自分をよりよく見せようとする。
高いグレードの車を持っている人はルールを守らないと言う実験結果から、非道徳的、非社会的である。
(これが、ヒエラルキー上位者の「心を壊す」ということ?)
格差社会では思いやりがなくなる。
社会的団結が失われる。
格差が大きいほどいじめがある
人間は本来利己的ではない。
能力差は、幸運と社会的地位による。
【平等な社会】
平等の社会では、人々は人助けをする。
ものよりも人間関係が大事でり、友愛が基本である。
個人ではなく社会の利益を追求する。
平等な国の子は逆境を克服しやすい。
だから、平等社会を実現させようと言うのが、本書の言いたいことであり、さまざまな実験内容とともに書かれています。
ざっと読んだので、富める人が平等社会にするメリットは、貧困層が自暴自棄になって事件を起こすことくらいしかわからなかった・・・
大多数の人にはメリットだが、果たして、平等社会にすることを、今実権を持っているヒエラルキー上位の人が同意するか疑問。
ヒエラルキー上位にいない私としては、平等社会が実現して欲しいですね!
リンク