このブログ、家事効率化!とか銘打ってるくせに、最近は読書ブログと化しています。スミマセン
読書好きなんですよ。
今年は120冊読むのが目標です。
ポリヴェーガル理論が気になったので、こちらの本を読んでみました。
『不安・イライラがスッと消え去る
「安心のタネ」の育て方
ポリヴェーガル理論の第一人者が教える47のコツ」
浅井咲子さん著
神経には中枢神経と末梢神経があり、末梢神経には体性神経と自律神経があります。
自律神経は「自分の意思ではどうにもならない」と思われているものですが、それを「予測できるもの」つまり「興奮や緊張しても、いずれ必ずリラックスが訪れると体で知る」ことにより、安心を得ると言うものです。
自律神経には、皆さんご存知の交感神経と副交感神経があります。
副交感神経にはバックスイッチ(背側迷走神経系)とフロントスイッチ(腹側迷走神経系)があります。
バックスイッチは「休息」の神経。
フロントスイッチは「誰かとつながる」神経です。
その2つをトレーニングしていくと、「闘争か逃走」の交感神経に入る事が少なくなり、また「闘争か逃走か」から戻ってくるのも容易になります。
交感神経を多用していると、うまく休息モードになれず、「凍り付き」状態(「うつ」や「罪悪感」等で活動停止状態)になってしまいます。
スマホによっても、交感神経が多用されていますね。
脳内火災報知機を鳴らしまくっているスマホ。
まずは、バックスイッチのワークを重ねます。
休息をたくさん取ると良いです。
リラックスをする方法が載っています。
腎臓に手を当ててみたり、お昼寝したりなど、18の方法があります。
(腎臓って、背中側にあるとは知っていたけれど、実際自分のどこに腎臓があるのか、この本を読むまで考えたことがなかったです)
その土台が整ったら、フロントスイッチのワークをしていきます。
自分一人で安心の土台を作った後に、他者との温かいつながりを持つための訓練をするイメージです。
「失敗怖い」病や、人とかかわるのが苦手なのを意思だけでなんとかするのではなく、このようなワークを使って、ちょっとずつチャレンジしていける状態にしていくと良いですね。
夜寝る前に腎臓に手をあてる、休息をたくさん取るから始めていこうと思います。