ポリヴェーガル理論入門を読んだので、読書メモです。
以前読んだ、『不安・イライラがスッと消え去る
「安心のタネ」の育て方
ポリヴェーガル理論の第一人者が教える47のコツ」
のもととなっている、ポリヴェーガル理論の入門書です。
こちらの本に書かれていることは、今回の読書メモから省きます。
安全であるという状態が、自律神経系を穏やかにする。
そのうえで社会交流、信頼のある人間関係・絆を築く。
心と体のつながりの本だよ。
今回読んだ「ポリヴェーガル理論入門」は、自閉症とPTSDの改善やトレーニングについてたくさん書かれているよ。
PTSDと自閉症には共通項があって、改善するのに同じ手法が使えるよ。
不動(PTSD・固まり)⇔ゆれ(落ち着く)
PTSDになった出来事では不動(『凍り付きモード』)が起こるよ。
とても怖いことが起こって、動けなくなったりする。
身体拘束もPTSDになるよ。
自閉症の子が手をパタパタさせるのは自己制御のため。
ゆれは落ち着くんだ。
ぶらんことかね。
聴覚は社会交流の入口だよ。
高音で抑揚ある音は、中耳の筋肉を緊張させる訓練となるよ!
イメージはお母さんの子守歌だね!
聴くと安心するよね!
それが安全であるという合図になるんだ。
安全であるという合図で中耳筋が緊張するよ!
そして、迷走神経が心臓に伝えて心拍が落ち着くんだ。
逆に、低音は危険であると感じるよ。
捕食動物の声なんだ。
聴覚過敏だと、機械のファンの音が苦手だったりするのは、そのせいだよ。
聴覚過敏だと、たくさんの音から必要な音を抽出するのが難しい。
中耳筋を緊張させると、その改善になるそうだよ。
歌を歌うのも、喉頭・咽頭筋・口・顔の筋肉も使うので、社会交流システムのトレーニングになるよ!
歌は呼吸を調整する。息を吐くことで有髄迷走神経遠心経路が心臓に働きかけて、心拍を落ち着かせるよ。
へぇ~
だから瞑想の時に息を吸って~吐いて~があるんだな~って思いました。
【まとめ】
PTSDや自閉症は、昔の生存システム(肉食動物が迫っている!危ない!を察知したり)が作動している状態なんだね。
それを、上記のようなトレーニングで今の生存システム「社会交流システム」に対応する、ということだ。
私は音楽が好きなので、主に音楽について書きましたが、ポリヴェーガル理論に興味が出た方はぜひ、こちらをお手に取ってみてください。