最近、Aimerさんが好きで、歌をいくつか覚えました。
で、その時にふと思ったのが、澄んだ声の人より、ハスキーボイスの人って、流行る気がするなぁ、と。
(そんなことない?)
Aimerさん、ハスキーボイスです。
高校生の頃に喉を傷めたらしい。
ハスキーボイスって、魅力的。
なんで魅力的なの?
なんかおしゃれな感じだから?
秦基博さんなんかもハスキーボイス。
桑田佳祐さんもハスキー…というか、澄んだ声ではないよね。
そんなことを思っていたのですが、どうやら日本人は雑音に美意識を感じるらしい。
ということが、今日読んだ本に書いてありました。
『声のサイエンス―あの人の声は、なぜ心を揺さぶるのか 』
西洋は天井が高かったから、澄んだ声、低く低く響く声を美しく感じる。
それと対比するように、日本は天井が低く音が響かない。
東洋にいくほど、街がうるさくなるんだそうですよ…。
澄んだ声よりもダミ声に魅力を感じるのは、そのような日本の環境によるものらしい。
ダミ声で人心を魅了した人に、田中角栄さんが挙げられていました。
そうか。
日本人は、だみ声が好きなのか。
だから、ハスキーボイスの人が、流行るのかな。
さて、では、自分の声をよくするにはどうしたらいいの?
人の声をまねてはいけない。
自分の本当の声を探すのが良い、というのがこの本の答えです。
他の人の声がいくら魅力的でも、それをマネしていたら、偽物の声。
人の心を揺さぶるようなものにはならない。
てっきり、「良い声」があって、その発生方法があると思っていたのですが、違うんですね。
では、その声をどうやって身に付けるの?
普段の会話を録音しましょう。
録音した自分の声って、いつも感じている自分の声って違いますよね。
なんか気持ち悪くかんじます。
自分の声が嫌いな人は9割…ってそんなに多いんだ。
そして、自分の声が嫌いな人は、自己肯定感も低いそうです。
何故、自分の声が嫌いなのかについて驚いたのが、小学校の音読が原因に挙げられていてビックリ。
わが子たちも音読の宿題が出ていて、毎日音読していますよ…なんてことだ!!
その理由はぜひ、当初をご覧ください。
さて、録音してどうするのか。
録音して自分の声をきいて、「あ、この声良い」という声を分析し、出せるようにする。
というのがそのやり方。
多少は方法もありまして、
・肩や首などの力を抜いて、姿勢を良くする。
・深い呼吸をする
と、「自分の本物の声」が出やすいようです。
まず手を付けられそうなのは、姿勢を良くして、深い呼吸をすることなので、それをやってみます…
って、今ちょうど取り組んでいるところでした!
呼吸は、瞑想で意識してるよ。
改めて、姿勢と呼吸って大事だな~と思った本でした。
【まとめ】
良い声を身に付けるためには、自分の声を録音して聴いて、自分が良いと思う声を練習する