『世界、インフレの謎」を読んだので読んだので、読書メモです。
現在、電気代が高いですよね!
高すぎますよね!
今月の請求は、昨年と比べて16,000円アップ!
昨年より、電気の使用量が下がってるのに!
ツライ!!
この時より、更に値段が上がってるよ!
電気代ももちろんなんだけど、食費もすごく上がってる!
なんかいろいろ全部1.5倍位のイメージ。
50%アップよ!
ツライ!!
というわけで、インフレについて、
本を読んでみました。
このインフレ、メディアでは、ロシアウクライナ戦争が原因のように取り沙汰されていますが、戦争が原因ではない事は、専門家の間では常識です。
それでは、何が原因だったのか?
この物価高の原因は、「新型コロナ」です。
正確には、新型コロナによる、人々の行動様式変容が原因。
(新型コロナの名称は、コロナ2019とかになったんだっけ?)
みんなステイホームで、外に行かなくなった。
そして、わざわざ会社に行かなくても働けることがわかった。
コロナによる外出制限が解けても、人々は会社に戻らなかった。
それによって、労働者が不足していることが主たる原因です。
物価は毎年2%ずつ上がっていくのが望ましいのですが、日本は今までずっと物価が上がらなかった。
デフレでしたね。長いこと。
それは、なぜか。
日本人は値上げすることに嫌悪感があり、値上げしたら買わないで他のブランドやお店へ行く。
だから、企業は値上げできない。
海外からの輸入コスト等が上がっても、値段に反映するとみんなに買ってもらえないから、頑張って我慢して値上げしない。
値上げをしないから、賃上げもしない。
労働者も、賃上げを要求しなかった。
これが、今まで日本でデフレだった要因です。
しかし、海外がインフレになったことによって、日本もインフレになってきています。
そもそも、インフレは人々が「物価が上がるかも」と思うと、インフレになります。
今まで日本人はずっと物価が上がらなかったので、「物価が上がる」とは思ってこなかった。
それが、昨年・2022年から「物価が上がる」と思うようになった。
人々が「物価が上がる」と予想することによって、昨年から実際に物価が上がっています。
海外では、物価が上がったら、労働者が賃上げを要求し、地上げが賃上げがされるから、物価が上がり…と言うスパイラルになっています。
日本でも、「物価が上がる」と人々が思うようになった。
次は、企業が賃上げをする番ですよ。
さて、企業は賃上げをしてくれるのでしょうかね。
まとめ
現在の世界的インフレは、戦争ではなく頃中が原因。
今までのデフレの原因は、日本人が値上げを容認しなかったから。
現在は、値上げを容認して、物価が実際に上がっている。