こんにちは!
もこです。
こんばんは!
昨年、絵本作家ヨシタケシンスケさんの展覧会に行った時の話です。
作品の温かさとユーモアが大好きなんですよ。
ずっと楽しみにしていた展示。
期待を裏切らない素晴らしい内容でした!
写真OK!動画はNG
すごい!
基本的に写真OKなの、すごい!
太っ腹ー!
展示内容
日々の大量のスケッチや、大学時代からの立体作品、そして絵本の原画やアイデアメモが展示されていました。
そのほかにも、子どもが楽しめるような体験型の展示もありましたよ。
顔出しパネルや「あいつ」の大きなぬいぐるみ?像?、ARを利用したものや遊べるものなど…
会場の最後には、
ではさいごに「かっこいいヨシタケ」をどうぞ、とはすごくハードルを上げるな…なんて思っていたけど、めちゃくちゃかっこいいヨシタケシンスケさんがいました!
これはかっこいいわ!!!と納得でしたよ。
ぜひ会場に足を運んでごらんください。
来場者層
美術展って、内容によって層が違うのが面白い。
ヨシタケシンスケ展は、親子がすごく多かったです。
赤ちゃんから小学生とその親世代ですね。
他にも、小学校高学年のお友達グループみたいなひとたち、若いカップルなどもいました。
ちなみに西洋美術の美術展だと、シニア世代が多い気がします。
驚きの「小ささ」
展示を見ながら、まず驚いたのはスケッチの絵と文字の小ささ。
以前、テレビで「仕事中にこっそり描いてたら小さくなった」といったようなエピソードを聞いていたのですが、実物を見ると本当に驚くほど小さい!
(大きく描けない、っておっしゃっていたような…)「こんな小さな文字が書けるのか」と思わず見入ってしまいました。
そして、絵が上手い。
写実的じゃない、絵本のあのタッチですが、特徴のとらえ方…すごいわぁと思いながら見ていました。
スケッチブックには山のようなアイデアが詰まっていて、それを記録することで作品が生まれているんだな、と感動。
線の迷いのなさも印象的で、あんまり書き損じている感じがないんですよ。
私の手帳なんて、雑で字がぐちゃぐちゃなのに…!
これも長年の経験から生まれる技なんでしょうね。
立体作品がシュール!
ヨシタケさんが大学時代に作った立体作品も展示されていました。
これがシュール!
ちょっとブラックユーモアが効いていてます。
「頭の自動販売機」
100円を入れると、頭が落ちてくる(ただし一回限り)
という「…ギロチンかな?」ってやつとか。
「マヨネーズとケチャップで緩慢に自殺する装置」
とか・・・・
うん、ブラック!
闇から明るさへの変化
ヨシタケさんの初期の立体作品には少しダークな部分もありました。
100円入れると頭が落ちてくる「頭の自動販売機」…ってギロチンやないかい!
オーロラソースで死に至る自殺装置って!!
そんなブラックユーモア?な立体作品だったのが、近年の絵本作品は全体的に明るくて、ポジティブな雰囲気になっています。
その変化の理由が気になるところですが、どちらもヨシタケさんらしいユーモアやアイデアが詰まっているので見ていて楽しいです。
絵で記録するのもいいね
展覧会を見ながら「絵で記録する」ことの楽しさを感じました。
私は最近手帳を相棒にしていますが、文字じゃなくて絵で記録してもいいんだな。
日々のアイデアや出来事をスケッチとして残しておくと、振り返ったときに楽しそう。
私も少し真似してみたいなと思いました。
ミュージアムショップでの買い物
ミュージアムショップは、人がごった返すほどの人気でした。
レジも長蛇の列。
ファイルやフィギュア、はんこや食器…
アイツのぬいぐるみもありました。
いろいろありましたが、私は図録を買いました。
約3,000円で、こんな立派な図録!
豪華!
分厚いのよ~!
家に帰っても楽しい時間が過ごせます。
おわりに
展覧会場の最後に、くじ引きみたいにカードをもらえる壺?がありました。
私がひいたのはこちら!
ジャーン
えっ!うれしい!
なんかすごく嬉しい!
これから地球人代表になるのかも!!
「ヨシタケシンスケ展かもしれない」展、大人も子供も楽しめます。
実物を見られるのは貴重な機会。
全国巡回中なので、気になった方はぜひ足を運んでみてください。
きっと笑顔になれる展示だと思います。