こんにちは!
もこです。
今日は子育てや親子関係について考えさせられたというお話です。
お友達のお話
上の子のお友達、漫画やゲームはお母さんから禁止されているそうで。
テレビもほとんど見ない。
お友達は
「うちの両親、昭和に頭を置いてきてる」
と言っているようで、なかなか面白い表現をするなと思いました。
思わず私が思ったこと。
「私の母か?!」
厳しすぎる教育は逆効果?
なんだか私の子供の頃を見ているようです。
私も子供の頃、母からゲーム禁止、漫画禁止を言われていました。
漫画禁止、ゲーム禁止を言い渡されていた私、こっそり漫画買ったりしてたよね。
そんで、クローゼットの天袋に入れたりしてたけど、いつの間にか勝手に捨てられたりしてました。
結局、大人になってからゲームや漫画にはまったよね〜
禁止されればされるほど、大人になってからハマるとはよく言われているようです。
スナック菓子を禁止したら、大人になってから再現なく、食べて止まらなくなってしまった話とか聞きます。
まぁ、そんなわけで、我が家では漫画OK!ゲームもOK!ただし、ほどほどにね!
っていう方針です。
子どもの自由と教育、ルールのバランス
また、そのお友達は、平均点を下回ると怒られるそうです。
他にも、学校以外で友達と遊ぶお許しが出ないそう。
お母さんに遊んでもいいか聞くと、習い事など理由にダメだと言われるそうで。
そのお友達は
「もしかしたら事故で死んだりするかもしれないから、今現在をもっと自由に過ごして遊んだりしたい」
ってお母さんに訴えてるけれどダメらしい。
なかなか厳格なおうちですね。
私の母もなかなか厳しかったので、お友達が他人事とは思えない…
まぁ、そのお母さんの気持ちもわからないでもない。
子供の事は心配だよね。
我が家は友達と遊びに行く事はオッケー出しているけれど、毎回事故にあったりしないか、事件に巻き込まれないか心配ですもん。
成績が悪かったら、今からこの調子だと、この先どうなっちゃうの?!って心配だから、いろいろ言っちゃうんだろうね。
それぞれの家庭に事情があるので、教育方針は千差万別です。
私自身は、「自由に自分の意思で決めたり動く事は、大人になる上での大切な訓練なので、できるだけ自由にさせたい」と思ってる。
それで、間違ったり失敗することも大切な勉強だ。
とは思ってる!!けど!つい口出したくなっちゃうことも、ままあるよ!!!
子育てというのはほんと複雑で、0か100かじゃないからね…
加えて、日本は子に対しての親の責任が非常に重い。
自由にさせていれば「甘い」
何か事件などが起これば「親が悪い」
成人後であっても、親が~とバッシングされることもしばしばみられます。
厳しくならざるを得ないのもわかる。
ほんと、バランスが大事。
母という呪縛、娘という牢獄
こうした話を聞いて、ふと思い出したのが、こちらの本。
「モンスターを倒した。これで一安心だ」
母親を殺害した後にTwitterに投稿した一文。
この事件のことが書かれている本です。
読んでいるだけで、胸が痛くなってくるような罵詈雑言を、幼少期から投げかけられて育ってきた女性。
とても信じられないような母娘関係が綴られています。
幼児期から勉強させられ、できなければ罵詈雑言。
就学前からですよ…
もちろん、漫画やゲームは禁止。
(これは私の母もだったよ!)
問題集だけ買い与えられ、勉強を教えるわけではない母親
(これも、私の母もだったよ!!!)
そして、成績が90点以上でなければひどく叱責をされる。
(このあたりからはちがうけどね!)
親の意に反したことをすれば切られたり、熱湯を浴びせられる…
この本には、こうした衝撃的な内容が綴られています。
想像を絶する生活。
まさに毒親。
教育虐待。
そして、世の中でこんな考えの人がいるんだろうかと信じられない思いで読みました。
(これは娘である女性の証言に基づいたものなので、死人に口なしではあるとは言え…)
恐ろしい本でした。
子どもの人生は子どものもの
子供を育てているものとして 自分は毒親になっていないか?
子供の口を噤ませていないか?
自分の思い通りにしようとしていないか?
子供の命は子供のもの。
子供の人生は子供のもの。