中学受験、全く考えていなかったんです。
なぜ全く考えていなかったのか?
私の子供時代は、中学受験した人は学年で1人か2人。
中学受験は、お金持ちの特別な人がするものかと思ってました。
そんなわけで、子どもが小学校に入っても中学受験について調べることもなく、別世界の話だと思って過ごしてきました。
それが、子どもの小学6年10月半ばに突然受験に挑戦することに決め、合格をいただくことができました。
経緯や受験のメリット、使用した参考書、面接対策などを何回かに分けて書いていこうと思います。
私のように
「中学受験?まぁ我が家に関係ないよね」
という人や、
「塾に行かずに合格したい」
という人のご参考になれば幸いです。
今回は、受験を決めたときの話です。
受験を決意したきっかけ
最初に書いた通り、受験する気はなかったんです。
いや、うち、一般庶民だし。
高校受験して大学受験すれば良いでしょ…
私立校の学費は調べてないけど、私立中・高・大に子ども二人を入れてあげられる気がしない(経済的に)。
私が勉強を教えて、高校受験でそこそこ良い学校に行ってもらって、大学受験で頑れ!
と思っていた。
(大学時代に家庭教師のバイトはしてたので、なんとかなるだろ!と。)
自分が通ってきた道しかわからないものですね。
中学受験は関係ないものと思っていました。
小学校3~4年の頃から、子どもから話は聞いていたんです。
上の子「お友達が中学受験するんだって~。塾に行ってるよ。」
一番仲がいいお友達が中学受験するそうです。
私「へぇ~そうなんだ〜」
私、中学受験と言ったら、私立の高額授業料のところしか存在しないと思い込んでいたんです。
ほら、塾代も高いじゃないですか。
中学受験の塾、何百万もかかるっていうし…
中学受験のマンガです。
このマンガで、塾の高額っぷりに驚愕しました。
中受塾のことや受験生や親御さんのメンタルなどが詳しく描かれていて面白いです。
といいながら、受験を決める前は「うちには関係ないし…」で、途中で読むのやめてたんですが、子どもが合格してから改めて読んだらめちゃくちゃ面白かったです。
あ!『お取り寄せ王子』と同じ作者さんです。
****脱線しました。****
小6の夏は、受験界隈では「天王山」と呼ばれる大事な時期。
天王山の時期になっても私たち親子は
子・私「うぉ~~~!!!大谷~~~~!!!」
と、エンゼルスの試合に夢中でした。
そんな夏休み頃のブログ記事
まだまだ受験の受の字も毛頭ありません。
そんな私が受験を考え始めたきっかけは、10月に配布された学校からの手紙。
「中学受験する人は、調査書の依頼をお早めに。締め切り日は10月下旬だよ☆(意訳)」
へぇ~
そろそろ中学生活が近づいてきたね。
まぁ、予定はないけどね(まだまだ他人ごと)
そして10月中旬のこと。
子「おともだち、〇〇中学を受験するんだって~」
私「へぇ~どんな学校だろう」
と思ってググったら!!!
公立中高一貫校
えっ…
公立で、中高一貫校があるの!?!?
私立だけじゃないの!?!?!?
これまで興味がなかったから、全く情報がなかったんです。
公立中高一貫校があるなんて~~~!!!
スーパーお金持ちじゃなくても、市立中学とほぼ同じ費用でいけるではないか!!
良いなぁ。
高校受験しなくていいんでしょ!?
というわけで、公立中高一貫について調べ始めました。
公立中高一貫校は県内に何校かありました。
お友達は〇〇中学を受験するようですが、うちの子どもに行かせるとしたら、とりあえず家から近い△△中学がよさそう。
しかも公立中高一貫校の高校は、高校受験で入るとしたら、偏差値がかなり高い高校。
そして、国公立大学の合格者数も多い。
中には東大・京大への合格者もいるようだ。
(ただし、塾の力の可能性もある)
中学受験のタイミングで、もし中高一貫校に受かったらラッキー!
この内容を夫にも話しました。
夫婦で話し合った結果、
「子どもに選択させよう。自分で決めることが大事。」
ムリに私たちが子どもに押し付けるのではなく。
中学受験するにしても、しないにしても、自分で選択して欲しい。
翌日、子どもに話しました。
私「あのさ、公立中高一貫校があるって昨日知ったんだけど、ダメもとで受けてみない?」
子「え…」
そりゃそうですよね。
寝耳に水でしょう。
今まで、中学受験の準備をしていないどころか、受けないと思っていたのだから。
母が情弱で申し訳ない。
もっと早くに知っておけば、対策もいろいろと出来たのに。
私「受けても受けなくてもいいよ。もし受けたかったら、調査書をお願いする〆切があるから、来週までに決めてね」
ということで、数日間考えてもらうことに。
これだけでは子どもは判断材料がないから、私の意見は伝えました。
伝えた内容はこちら。
デッドラインの朝。
私「で、どうする?中学受験。」
子ども「…やってみる。」
おお~!
ほんと?
私が無理やりやらせてない?
と心配になったけど、子どもが自分で決断しました。
さて、もう時間がない。
学校のオープンキャンパスにも行ってないし、学校説明会にも行ってない!
学校説明会に行けなかった人は中学校に書類を取りに行けばOKとのことで、子どもが決断した日のうちに書類を取りに行き、その日のうちに小学校の担任の先生に調査書をお願いしました。
これが中学受験を突然始めた流れです。
今回のまとめ
塾なしでも、小6の10月下旬に受験を決めても、合格できました。
今回は、ばたばたと受験を決めたときのことを書きました。
中学受験を考えていない人も、公立中高一貫校があるということを知ると選択肢が広がります。
また、子ども自身が受験するかしないかを考えることが大事だと考えます。
あ、突然フォーマルが必要になった記事。
これ、出願書類に顔写真が必要だったからなんですよ。
売ってなくて慌てた…