『FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド』
を読んだので、読書メモです。
こちらの本では著者がFIREした方法を教えてくれています。
FIREとはFinancial Independence, Retire Earlyの頭文字略で 経済的自立と早期リタイアです。
めちゃくちゃ稼いでお金を貯める「ハスラー」とか、投資でいっぱいお金を増やす「投資家」タイプではなく、著者は「オプティマイザー」です。
自分に合ったやり方でお金を貯めてするのが良いのですが、多くの人がオプティマイザーでだったら再現性が高いのです。
オプティマイザーとは、最適化のこと。
すんごく稼ぐわけではなく、不要な出費をしないとか、お金がなかったら、そのお金で生活できる国で生活するとか。
貯めるためのお金の使い方と、投資の仕方。
そしてFIREしたあとの生活の仕方。
このような様々な方法を組み合わせることでFIREできると言うことです。
私が実行できそうだなと思ったのはお金の使い方。
①まずは、幸せにしない基礎支出を削る
②削った時に、最初は辛くてもだんだん慣れてくる基礎支出を削る。
③維持費がかかる所有物を減らす。
④そしてご褒美となる支出は増やす。
私にとって、幸せにしない基礎の支出ってなんだろう。
ああ、お菓子とか。
一時的には幸せにするけれど、将来的には幸せにならない支出ですね。
ん?これは、最初は辛くてもだんだん慣れてくる基礎支出?
気乗りしない行事やイベントごととかかな?
自分の価値観をしっかり把握することが大切だなぁ。
投資に関しては、もうちょっと私、勉強が必要だなと思いました。
実際にファイアをするかどうかは別としても、この不安定な時代、今後、雇用状況がどのようになるかもわからない。
何とか生きていくサバイバル術として読んでも良いと思います。
FIREというと、
「すっごく頑張って稼いで、リスクとって投資して、お金をがいっぱい溜まってたら仕事とはおさらば!
コンニチハ自由な生活!」
と言うイメージですが、本書はリスク管理の手引きとしても良書だと思いました。
普通に生活して、お金が足りなくなったら海外での通貨の安い国へ行って生活する。
そういった方法もあるよと昔から聞いていましたが、実際にそうやって生活出来るように考えていた方が良いかもなぁ。
お金の問題だけじゃなくて、メンタル的な問題があると思うんですよ。
だから、新しいことに対するハードルを下げる訓練をするのがいいかも。
そういうことに対応できるように、ちょっとずついろんな新しいことを試していこうと思います。
ちょっとずつ試して、新しいことが怖くない!と思えるようになったら、海外で生活するもの怖くなくなる。
余談ですが、本書にはバケツシステムと言うものが出てきます。
これ、主婦雑誌によく載っている、封筒に予算分けして入れて、その予算内でお金を使うという節約方法にそっくり!と思いました。