問題が起きる前に予防できたら、人生ハッピーだよね!
問題の起きない人生で幸せになりた〜い!!
本書は、起こった問題をその場しのぎで対処をするのではなく、問題のそもそもの大元を解決しようという本です。
問題というものは、川のように、今までの物事の流れの下流で起きる事だから、その上流で解決しよう!
その思考法のことを「上流思考」と呼んでいます
社会問題や環境問題などの大きな問題を事例として書かれています。
ビジネスで組織的に解決したい人には特にオススメです
個人として問題を解決したいときにも参考となります。
私的重要事項をまとめました。
◆上流思考で問題解決するためには
・問題盲を撲滅しよう
「だって、それはそういうものだから。」
「仕方ないよ」
困った事柄について、そのように思ってしまうものは「問題盲」です。
当たり前で、見えなくなってる。
まずは、その問題となっているものを見つけなくてはなりません。
・当事者意識を持とう
「上流思考」となるには、問題に対する当事者意識が必要です。
心理的適格性と言うのですが、
「私が解決するものじゃないから~」
「関係ないから~」
「わたしのせいじゃないから~」
思っていると、上流思考はできません。
「自分に全責任があり、自分に非がある」として、なぜこうなったかを考えることで、解決策が出てきます。
・余裕を持とう
目の前の問題を解決し、大元の対処ができないのはなぜか?
それは視野凶作となっています。
どうして視野狭窄になっちゃうの?
貧乏だったり、時間がなかったりするから。
目の前の問題ばかり解決して、その上流での解決ができません。
余裕を持とう。
お金も、時間も。
・フィードバックループを回そう
問題の解決には、フィードバックループが重要です。
計画は必ず間違えます。
たくさん思考して、学習していきましょう。
・問題に寄り添う
事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!
問題に寄り添うことによって、「テコの視点」とも言える重要なことが見え、何を変えたらいいかがわかるようになります。
現場で問題に寄り添おう。
【まとめ】
上流思考とは、問題が起こる前に解決する問題解決法。
問題盲にならない
当事者意識を持つ
余裕を持つ
フィードバックループを回す
問題に寄り添う
他にもデータを分析して、兆候をみつける、などがあるので、上流思考を身に付けたい方はぜひこちらをお読みください。