こんにちは!
もこです。
「美容常識の9割は嘘」
国立病院機構東京医療センター形成外科院長
落合博子さん著
を読んだので、ブックレビューです。
化粧品会社の甘言に惑わされないために、読むべき1冊。
最近は、できるだけ肌は触らない方が良いと言う美容常識が浸透してきてはいますが、やはりなんだかんだと高級化粧品は効きそうな気がして、思わず手が出てしまうことってありますよね。
そんな甘い考え(?)を、現実に引き戻してくれるこちらの本。
「肌の奥まで浸透する」の肌とは、角質層のことであり、この角質層は0.01から0.03ミリしかありません。
1ミリではないですよ!
0.1ミリですらないんですよ!
0.01ミリ!!!
そこに、化粧水や美容液を浸透させることの意味とは?
しかも、それは少ししたら垢となって剥がれ落ちてしまうものです。
人間の肌は、さらなる奥まで何かを浸透させるようにはできていません。
逆に、何かを浸透してしまうと言う事は、バリア機能がないと言うことです。
やばい物を通し放題になってしまいます。
肌はそんな風には出来ていませんよね。
そう考えると、やっぱり高級な基礎化粧品は必要ないと言うことがわかります。
高価なものを使うとキレイになれると言う幻想にすがりたくなってしまいますが、それは結局幻想でしかありません。
化粧水も美容液も、つければそれだけ肌に触れる。
肌には触れない方がいい。
ワセリンだけでOKとのこと。
肌はあまり触らないほうが良いと言う事はその他でもききます。
「さわらない美容」
上原恵理さん著
でも、まさにタイトルそのまんま。
上原恵理さんは、日焼け止めの塗り方も独特なオリジナリティーある塗り方で、あまり触らないような方法を提唱していらっしゃいます。
そんなわけで、できるだけ触らないようにしたいのですが、メイクをするとクレンジングしますよね。
しかも、ダブル洗顔が必要と言われていますよね。
それが嫌で、石鹸で落ちる日焼け止めを使っていましたが、「洗顔料で落とせる」と言う謳い文句にもかかわらず、石鹸だけだと白く残るのです。
化粧品会社に問い合わせた回答の記事はこちら
結局、ダブル洗顔が必要じゃん!
と思っていましたが、落合先生は、メイクが落としきらなくても、どうせ垢となって剥がれ落ちるから大丈夫!
それよりも触らない方が大事!
と言うスタンスです。
!!
衝撃的。
「メイクをしっかり落とさなくてはいけない」
と言うブレインロックが外れた瞬間でした。
そっか。
メイクが多少残ってても良いんだ。
ちょっと気持ち悪いけど、洗いすぎヨクナイ。
【まとめ】
肌は極力触らない。
薄化粧の時はクレンジング不要。
ワセリン等で油分のみ補えばOK。