大谷翔平選手が高校生の頃に使っていたとされるマンダラチャート。
気になっていたので、こちらの本を読んでみました。
マンダラチャートとは
マンダラチャートは9つのマスから成り立っています。中央にメインテーマを書き、周囲の8マスにはそれに関連する派生する事柄を記入していきます。
これがA型チャートと呼ばれる基本の構想です。さらに、その8つを発展させて書いていくのがB型チャートとなります。
マンダラチャートのメリット
アイデア出しがしやすくなる
まず、マスの数が事前に決まっているため、空白を埋めたいという欲求を満たすために、アイデアを出しやすくなります。
人間は制限がある中でこそ、アイディアを生み出すことができるのです。
自由すぎるとアイディアが浮かばないこともあります。
だからこそ、ある程度の制約があると、工夫が生まれやすくなります。
何でも良いから考えを発表してと言われるよりも、
「温暖化について語ってください」
とか
「趣味について話してください」
といった具体的なテーマが与えられたほうが話しやすいでしょう。
メインテーマに関連する8つの考えを出すことが求められるため、ひとまずの区切りもつきやすくなります。
一目でわかる
一覧性にすぐれ、一目でわかるので各テーマのバランスもとりやすくなります。
視野狭窄になりがちな場合、俯瞰して考えられることもメリットのひとつ。
ビジョンを描く際にも有用
人生のビジョンを描く際にも、先のことが見えにくいものです。
今年はバレットジャーナルに挑戦しているのですが、
白い。
途中で止まっています。
漠然としすぎて、一文すら書き終えていませんよ。
マンダラチャートを使用することで、整理されたアプローチが可能となるので、
この「人生の最期に良い人生だったと思えるようにする」をテーマとして真中に書き込み、周囲に8つのテーマを書けばいいわけです。
8つは
・家庭
・仕事
・自分
・社会
…
など。お好みで。
これは、将来の目標や夢に向けて自分の思考を整理する上で非常に役立つでしょう。
まだ書き出していませんが、マンダラチャートにすれば一覧性があり、必ず最終テーマを見るので、記憶に残りやすくなります。
私は今年はバレットジャーナルのシステムで手帳を書いていきますが、マンダラチャートの手帳も販売されています。
目標達成のための一覧性がばっちり。
視覚優位の人にはぴったりかも。
まとめ
まとめると、マンダラチャートはアイディアを整理し、発展させるのに強力なツールです。
制約がアイディアの芽を育て、ビジョンを明確に描く手助けとなりますね。
日常生活や仕事、目標設定などに活用しようと思います。
詳しくは、こちらの本をお読みください